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交通事故(むちうち症)の後遺症・その4 | 大分市古国府の交通事故治療専門院 大分交通事故治療・むちうち専門整骨院

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交通事故(むちうち症)の後遺症・その4

2016.07.19 | Category: むちうち症,交通事故の後遺症,交通事故治療

こんにちは。

大分市の交通事故・むちうち治療専門治療院
(大分交通事故治療・むちうち専門整骨院)の利光です。

交通事故(むちうち症)の後遺症について
今回は、日時が経過した後に、

肩の関節が硬くなり、あたかも「五十肩」状態に
なってしまう場合があります。

これは、受傷直後の痛みが強かったり
病院で首にギブスや装具をつけての固定期間が
長かった場合に起こりやすいのですが、

肩の付け根である「肩甲骨」の動きが悪くなり
腕が上がりにくくなったり

後ろに回りにくくなったりします。
(髪が結えない、帯が結べない状態)

交通事故後に限らず、病院で「五十肩」と診断されると
「一年くらいすると自然に治る」と
言われることが多いようですが

実際は何年たっても固まったままの方も
治療に来られます。

拝見すると肩甲骨が背面で肋骨にへばり付き
肩甲骨と肋骨のすき間がほとんどなくなっている
場合が多いです。

当院では早ければ3ヶ月位で改善が可能ですが
やはり予防をしておいた方が良いです。

まずは肩甲骨を自力で動かす運動として

体の前で肘をまげて、両手の指先を
肩関節の上の部分に乗せます。

そのまま指先を肩から離さないようにして
肩を前から後ろにかけて大きく回します。

この時に呼吸を止めないで、
吐く息中心の深呼吸を繰り返します。

前から後ろにかけて約10回、
その後今度は後ろから前に10回まわし
もう一度、前から後ろに10回まわします。

動きの硬い方は、「ゴリゴリ」と
音がするかもしれませんが
痛みがなければ大丈夫です。

主にパソコン作業や、スマホを長い時間
同じ姿勢で見た後などに行ってもらうとよいです。

このように、交通事故でのむちうち症では
首を顎を上げながら回すと、関節に負担がかかるので
肩甲骨を動かした方が無難で有効です。

交通事故もむちうちで痛めた部分に、
響かない範囲で行なってみてください。

お大事にどうぞ~